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★シネマの時間★第492回は、韓国動員730万人を超える大ヒット!
国の運命をかけた、海上決戦が幕を開ける!
パク・ヘイル主演 X キム・ハンミン監督映画『ハンサン ー龍の出現ー』ご紹介します。
戦国時代の末期、天下統一を成し遂げた
豊臣秀吉が次の狙いを大陸の明国に定め、
本作は、その戦の中でも大きな分岐点となった、
壮絶な戦いを描いた歴史バトルエンタテインメント。
イ・スンシン(李舜臣)といえば韓国では知らぬ者のいない救国の英雄。
朝鮮水軍の将軍として迫りくる日本の大軍から朝鮮を守り抜いたことで有名です。
韓国では、イ・スンシンの最大のライバルとして勇名を馳せています。
劇中、伝説として語り継がれる朝鮮の装甲艦「亀船」や、
天守閣が船に乗ったような日本の旗艦「安宅船」など、
当時の軍艦の姿が現代に蘇り、戦国時代の海上バトルが壮大なスケールで展開。
主演のイ・スンシンを務めたのは、賞レースを席巻する
パク・チャヌク監督最新作『別れる決心』で主演を務め、
本作のキム・ハンミン監督とは『神弓KAMIYUMI 』でもダッグを組んでいるパク・ヘイル。
日本の将軍・脇坂安治には、『声/姿なき犯罪者』、
『太陽は動かない』などで注目を浴びるピョン・ヨハン。
また、朝鮮軍の間者に人気アイドルグループ2PMのメンバーとしても活躍する
オク・テギョン、
朝鮮最高の航路専門家役に韓国の名優
アン・ソンギなど実力派キャストが結集。
監督は、同じくイ・スンシンを主人公に慶長の役の「鳴梁海戦」を描いた
大ヒット映画『バトル・オーシャン 海上決戦』を手がけたキム・ハンミン監督。
冷静沈着なイ・スンシン VS 勇猛過敏な脇坂安治、
国の命運をかけた戦国史上最大の海戦とはどのようなものだったのか?
ぜひ、素敵な「シネマの時間」をお楽しみください!
3月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国絶賛上映中!
【STORY】
国の運命を変えた、海上決戦が幕を開ける!
1592年4月。明国の征服を狙う豊臣秀吉の号令のもと、
朝鮮に押し寄せた日本軍は破竹の勢いで進撃。
わずか20日で首都・漢陽(現在のソウル)を陥落させ、朝鮮の王・宣祖は都を脱出。
漢陽を奪還するべく朝鮮勤王軍5万人が光教山に集結するが、
日本の武将、脇坂安治はわずか2千人の手勢で奇襲をしかけて勤王軍を壊滅させた。
朝鮮軍の敗退が続く中、全羅左道水軍の将軍イ・スンシは孤軍奮闘し、
何度も海戦を仕掛け日本水軍の戦力を削ることに成功。
特に「亀船」と呼ばれる特殊な戦艦は、
卓越した攻撃能力と防御力で日本兵にとって畏怖の対象となっていた。
慶尚右道水軍を率いるウォン・ギュンも合流するが、
防戦を主張してイ・スンシンの一派と対立。
軍議が紛糾する中、イ・スンシンは攻めるとも守るとも明言せず、
状況を見据えながら交戦の準備を進めていた。
日本軍が本陣を置く釜山浦では、脇坂安治が水軍の将となり、
イ・スンシンの本陣である左水営を叩こうとしていた。
脇坂は確実にイ・スンシンを仕留めるため、
朝鮮語を解する脇坂左兵衛を間者として敵陣に送り込む。
さらに第六軍の小早川隆景に対して、
自分が朝鮮で得る報奨と引き換えに陸から左水営を攻めるように依頼。
承諾した小早川は挟撃作戦のための進軍を始める。
朝鮮軍の捕虜となった日本軍の武将・俊沙は、
小早川の不審な動きについて尋問されるが、
声を振り絞リイン・スンシンと朝鮮軍を愚弄する。
イ・スンシンは俊沙の様子に裏の意図を嗅ぎ取り、密かに対面して問いただす。
俊沙は命惜しさで家臣を盾にした主君に絶望し、
部下を守るために身を挺して戦ったイ・スンシンの将器に感銘を覚えていた。
俊沙は「義のために戦う」と語るイ・スンシンに仕えることを誓う。
イ・スンシンは日本水軍をおびき寄せて叩くべく「鶴翼の陣」を敷くことにする。
演習を重ねるが、高い操船技術が必要な「鶴翼の陣」は容易ではなく、
海域に慣れないウォン・ギュンとの不協和音も続いていた。
さらに亀船の図面が左兵衛に盗まれ、亀船を戦力から外す苦渋の決断をする。
俊沙は釜山の日本軍本陣に戻り、脇坂軍を撹乱するために偽情報を報告する。
図面から亀船の弱点に気づいた脇坂は、イ・スンシンからの先制攻撃はないと判断。
日本から到着したばかりの加藤嘉明と九鬼嘉隆から軍艦を奪い取り、
140隻の大船団で闇夜にまぎれて出陣する。
同じ頃、脇坂との決戦を決意したイ・スンシンの朝鮮水軍も左水営を出発していた。
閑山島の沖に「鶴翼の陣」を張り、
潮の流れが激しい見之梁まで脇坂軍をおびき出そうとする。
海域を熟知した老将オ・ヨンダムの機転で、ついに両水軍は対峙する。
数で勝る日本軍を撃破するため、味方にすらも秘めていたイ・スンシンの奇策とは?
出演:パク・ヘイル『別れる決心』 ピョン・ヨハン『声/姿なき犯罪者』
アン・ソンギ『ディヴァイン・フューリー/使者』 オク・テギョン(2PM)
監督:キム・ハンミン 『神弓-KAMIYUMI-』『バトル・オーシャン 海上決戦』
2022年/韓国/韓国語、一部日本語吹替/130分/シネスコ/5.1ch/R-15
原題:한산 : 용의 출현 字幕翻訳:福留友子
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★シネマの時間★
アートディレクション/デザイン/編集 /文/イラストレーション 諸戸佑美
ⓒYUMIMOROTO
※プレス資料、HP参照