こんにちは♪
この時期ご紹介したい映画が目白押しですが
★シネマの時間★第82回は、
人生に絶望し死にたい小説家と引退寸前の殺し屋が繰り広げる
お互いの人生をかけた突極の追走劇を描いた痛快ブラックコメディ!
小説家の青年ウィリアムを演じるのは、
『ダンケルク』で脚光を浴びた人気俳優アナイリン・バーナード。
クビ寸前の殺し屋レスリーは、『フル・モンティ』で英国アカデミー賞を受賞し
米アカデミー賞ノミネート経験を持つベテラン俳優トム・ウィルキンソン。
また、出版社で働きウィリアムに希望をもたらすことになるエリーには、
「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜」出演の
フレイア・メイヴァーがキュートに演じており
それぞれのカップルのやりとりにほっこりする場面も。
生と死を扱いながらも温かみのあるキャラクターたちによって
肩肘張らずに観ることができるのはイギリスコメディ真骨頂でしょうか。
どう生きたいか? どう死にたいか?
”人生もデザイン” ですね☆
この機会にちょっと立ち止まって考えることができて良かったです。
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開中です!
ぜひ映画館でお楽しみください(^-^)/
【STORY】
小説家志望のウィリアムは、真っ暗な橋の上で
人生に別れを告げ死ぬ覚悟を決めました。
その瞬間、年老いたレスリーという男が声をかけ、
自分が必要になったら連絡するようにと名刺を差し出します。
ウィリアムは、仕方なく受け取りましたが
その助けはいらないと橋から飛び降ります。
一方レスリーは、英国暗殺者組合の会員として
誇らしいキャリアを持っていますが
今や暗殺件数のノルマを達成できずクビ寸前。
自殺スポットに出向いては自殺志願者と契約し、
かろうじて引退を先延ばしにしていました。
翌日、自殺したはずのウィリアムは生き延びたことに絶望し
昨晩受け取った名刺を思い出します。
7回目の(中止を含めると10回目)の自殺未遂を経て
ついにプロの暗殺者の手を借りることを決心したウィリアム。
名刺に書かれてあった電話番号に連絡をし、
レスリーに殺してもらう契約を交わします。
その内容は、「ターゲットを一週間以内に殺すことが
できなければ返金する」というものでした。
ところが契約完了後、ウィリアムは出版社のエミリーから突然電話を受けます。
なんと自分が書いた小説を出版したいというのです。
ウィリアムとエミリーは、出版に向けて話し合い、
急速に惹かれ合うようになります。
そしてウィリアムは、生きる希望を見出すのですが…。
”やっぱり契約破棄していいですか!?”
ウィリアムとレスリーの人生をかけた一週間が始まります!
【作品紹介】
2019年8月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー!
原題:THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY
監督/脚本:トム・エドモンズ
製作:ダニエル=コンラッド・クーパー、ニック・クラーク・ウィンドー
製作総指揮:ジーナ・カータ、スティーヴン・フライ
編集:タリク・アンウォー
撮影:ルーク・ブライアント
美術:ノーム・パイパー
音楽;ガイ・ガーベイ、ピーター・ショブソン、ポール・サンダーソン
製作年:2018年 製作国:イギリス
上映時間:90分
字幕翻訳:種市譲二
配給:博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、ショウゲート
©️2018 GUILD OF ASSASSINS LTD
【キャスト】
トム・ウィルキンソン=レスリー・オニール
アナイリン・バーナード=ウィリアム・モリソン
フレイア・メイヴァー=エリー・アダムス
マリオン・ベイリー=ペニー・オニール
クリストファー・エクルストン=ハーヴェイ
★シネマの時間★
Art Direction/デザイン/編集/絵/文 諸戸佑美
ⓒYUMIMOROTO